育て方

キセログラフィカの育て方

我が家のキセログラフィカの夏の管理方法を紹介していきます。

こちらがうちのキセログラフィカになります。

子株から育てて3年目になりますがとても美しく育っています。

夏場(5月~10月)は遮光率50%の風通しのよい環境で水を貯めて管理し、冬場は10度以下にならないように室内で育てています。

文章にするとたったこれだけの説明になってしまうので今回はなぜこのような環境で栽培するのが適しているのかというお話をしていこうと思います。

キセログラフィカの育て方

我が家のキセログラフィカの栽培環境はズバリ「自生地の気候の真似」です。

キセログラフィカに限らず僕はこの方法でそれぞれの植物に合った環境を構築して育てています。

具体的にどうやるのかというと…

  • ①自生している地域を調べる。
  • ②その地域の気候、地形を把握する。
  • ③自分の住んでる地域の気候と比較。
  • ④栽培環境を出来るだけ理想(自生地)の環境に近づけていく。

という感じで植物の生えている環境にできる限り近づけて植物を育てています。

さっそくキセログラフィカが自生している地域を調べていこうとおもいます。

キセログラフィカの自生地について

中央アメリカに固有で、具体的にはメキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスに分布する 。

赤く囲んだこのあたりにキセログラフィカが自生しているようですね。

ということでこのあたりの気候を調べていきます。

キセログラフィカ自生地の気候

今回は中央アメリカで比較的標高が低いサンサルバドル、グアテマラシティ、テグシカルパの気候を求めました。

持ってきたデータをグラフ化して見ていきましょう。

キセログラフィカの自生地は極端に乾燥している乾季と雨量の多い雨季に分かれていることが分かります。

11月~4月の乾季の時期は1か月の降水量が10ミリ以下と信じられないほど乾燥しており月に1、2度雨が降る程度だと考えていいです。

逆に5月~10月は雨期に当たり梅雨の時期の1.5倍~2倍ほどの降水量があり、ほぼ毎日雨が降っている感覚です。この期間はキセログラフィカに水が溜まりっぱなしになっているであろうことが容易に想像できます。

また平均気温は一年を通して20度前後、最高平均気温は30℃、最低は15℃とかなり温暖な気候のようで日本の冬季は気温が低すぎます。沖縄だけは冬季の最低気温が自生地より高く沖縄では年中屋外で育てることが可能です。

沖縄以外の地域では最低気温の平均が自生地の気温より低くなる11~4月は室内で育てるようにしましょう。

キセログラフィカ自生環境

キセログラフィカは写真のような日当たりのいい木の上に生えているようです。

Tillandsia xerographica on Crescentia cf cujete (TS) 2-06559
Tillandsia xerographica (TS) 2-06432

樹上の非常に風通しがいい環境で生育しており雨で濡れても晴れると2~3時間で乾くような環境で育てるのが適していると思われます。

また雨季は葉が茂っており木漏れ日の遮光率は50~70%ほどなので日本で育てる場合にも夏はこれくらいの遮光率がが良さそうです。また乾季は2枚目の写真のように生えている木の葉が散ってほぼ直射日光にさらされる環境になっているようで乾燥気味に育てる場合は光が強くても大丈夫だと思われます。

まとめ

これまでの情報をもとにキセログラフィカの栽培方法をまとめると、

洗濯物がよく乾くような風通しの良い環境かつ日当たりのいい場所(遮光率50~70%)で育てる。

生育適温は20℃~30℃。最低気温10℃ 最高気温40℃

5~10月までの夏場は水を貯める。(数日ですべて水が蒸発するような環境が理想)

11月~4月までの冬場は気温10度以上の室内で乾燥気味に育てる。

まとめだけ見るとどこにでも書いてあるようなキセログラフィカの育て方じゃん。ってなりますが今回はなぜこのような環境が適しているのかという事が分かるように記事にしてみました。

自生地の情報を調べるというのはキセログラフィカに限らず他の植物の栽培にも応用が利くので苦手な種類やうまく育てられない植物がある際は試してみてください。

おわり。

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