植物

チランジアの種について(tillandsia)

はい皆さんお久しぶりです、本田みです。

我が家ではイオナンタ交配のシードポッドが続々と炸裂しています。

ということで今回はチランジアの種子について基本的な情報をまとめておきます。

いつも通りの雑な記事なので忙しい方はまとめだけ見ましょう()

チランジアの種子が出来るまでの期間

チランジアの種子が成熟してシードポッドができるまでの期間は開花してから大体1年~1年半だと言われています。

しかしウスネやレクルバータなど小型で成長の早い種類は5か月~8か月くらいで成熟するものもあります。

チランジア種子の保存期間

常温で保存されてるチランジアの種子は6か月以内に蒔くべきだと思われます。

というのも チランジアの原産地である北アメリカ南部~南アメリカの乾燥地域には基本的に6か月程度の乾季と6か月雨季があり、チランジアの種子は雨季に発芽するため乾季のはじめに種子が弾けても6か月後の次の雨季に発芽できるような仕組みになっているみたいです。


ということでシードポッドが弾けたら6か月以内に蒔きましょう。できるだけ早いほうがいいです。

ちなみに低温条件下(7~11度)で種子を保存すると寿命は1年半くらいにはのびるようです。

チランジアの発芽条件

チランジアの発芽条件は適切な温度、空気、水の3つがそろったときです。※1

水と空気があっても気温が低すぎたり高すぎたりすると発芽しませんし適温で水があっても水中だと空気がないので発芽しません。

またサボテンなどでは光がないと発芽しないものもありますがチランジアは3要素さえそろえば暗くとも発芽するっぽいです。

まぁほかのチランジアと同じように外の明るい場所に蒔くのが無難かと思われます。

まとめ

チランジアの種子が出来るまでの期間

1年から1年半、もっと早く成熟する種類もある。

チランジア種子の保存期間

6か月以内にまくべき、低温で保存すれば1年くらいは保存可能。

チランジアの発芽条件

適切な温度、空気、水が必要。 光などは関係なし。

今回はチランジアの種について基本的なことが勉強できました。

次回はこの知識を生かしてチランジアの種をまいていこうと思います!

参考文献

GRAHAM, E., AND J. L. ANDRADE. 2004. Drought tolerance associated with vertical stratification of two co- occurring epiphytic bromeliads in a dry tropical forest. American Journal of Botany 91:699–706.

Demetria Mondragon and  L. Maria Calvo-Irabien “SEED DISPERSAL AND GERMINATION OF THE EPIPHYTE TILLANDSIA BRACHYCAULOS (BROMELIACEAE) IN A TROPICAL DRY FOREST, MEXICO,” The Southwestern Naturalist 51(4), 462-470, (1 December 2006)

Alejandro Flores-Palaciosa, Angelita Belem Bustamante-Molina”Seed number, germination and longevity in wild dry forest Tillandsia species of horticultural value”Scientia Horticulturae 187 (2015) 72–79

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