最近無菌播種培地内で透明になって死んでいく個体が増えてきたような気がしたので調べてみたところ ハイパーハイドリシティ(ヴィトリフィケーション) という現象が起こっているらしいことが分かった。
ハイパーハイドリシティとはなんぞやって思うかもしれないが簡単に言うと水分が多すぎて植物細胞がぶよぶよになった状態らしい。
この状態になると順化難易度がかなり高くなったり症状が進むと葉緑体が失われ透明になり死んでいくとのこと…
最近コンタミ防止で培地に消毒液いれまくったヒタヒタ状態でそのまま播種したりしていたので心当たりがありすぎる…
という事で今回はヒタヒタ状態で播種しても少しずつ水分が蒸発してくれるようにフィルターをつけることにした。
用意するもの
- アイスピック
- 瓶
- 通気フィルター
通気フィルターは空気と水蒸気のみを通して細菌やウィルスはシャットアウトするという優れもの。
アマゾンで購入。
早速瓶のふたにアイスピックで通気用の穴を穿っていくよ。

かなり力がいるのかと思いきや意外と簡単に開いた。
こんな感じ↓

通気フィルター登場。

シール状になってるので上から張るだけ。

完成、
少し手間はかかるけどハイパーハイドリシティを防げてガス交換もでき、順化も楽になるのでおすすめ。
おしまい。