植物

イオナンタの斑の種類

イオナンタに限らず植物には斑入りというものが存在する。

今日はこの斑入りに関するお話し。

斑入りとは

植物で,もともと同一色であるべき組織が2種以上の違った色に見える場合をいう。葉,茎,花弁などいずれの器官でもみられるが,葉に多い。観賞用として珍重されるものもある。入りの原因には細胞学的には色素体の異常によるもの (オシロイバナなど) ,細胞間隙によるもの (レックスベゴニアなど) ,表皮細胞の異常によるもの (ミヤマカタバミ) ,部分的な枯死によるもの (クマザサ) がある。また遺伝子や環境要因によるものもあるが,いずれの場合にせよ斑の部分の細胞は,地色の部分の細胞と含有色素の構成が異なる。

らしい。(得意のこぴぺ)

まあ簡単に言うと植物の種類によって斑入りのメカニズムは違いますよとのこと。

今回はイオナンタにみられる斑入りについてまとめてみた。

イオナンタで知られている斑入りは3種類。

メディオピクタ、マルギナータ、バリエガータ。

よく聞く名前なので知ってる人も多いはず。

各々の斑の入り方は下のような感じ

メディオピクタ(中斑)… 葉の中央に斑が入るタイプ。アガベやランなどでよく見られる。子株に受け継がれる際にマルギナータに変化することがある。

マルギナータ(覆輪斑)…葉の縁に斑が入るタイプ。非常に安定していて消えにくい。子株に受け継がれる際、稀にメディオピクタに変化する。

バリエガータ(縞斑)…笹や竹など単子葉類によく見られるタイプ。安定せず成長途中で消えることもある。

メディオピクタ

我が家のアルボマージナータから変化して出てきたメディオピクタ。11個の子株のうち2つだけがこんな感じになった。アルボマージナータに比べると高値で取引されたりするけどもコツさえつかめば結構な確率で作れたりする()

マルギナータ

有名なアルボマージナータ。マルギナータだったりマルギネイティットだったりひとによって呼び方が違う。1つの個体に2つの性質の細胞が混じり合ったキメラ状態なので雄しべと雌しべが別個体判定されて自家受粉したりする。出来た種をまくとノーマルのイオナンタか真っ白で成長出来ないイオナンタかの2択になってアルボ状態は遺伝しない。

バリエガータ

子株への世代交代や環境の変化で斑が消えたり現れたりするバリエガータ。環境で斑の出方が変わる理由は実は解明されていて成長が旺盛だと成長点にある斑入りの弱い細胞が正常な細胞によって淘汰されてなんたら…詳しくは忘れた。まあ、あまり元気すぎるとよくないらしい。ちなみに既に斑になってる部分は消えることはないよ。

まとめが思いつかないので雑におわり。

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