こんばんは、本田みです。
前回の記事で勉強になったという意見が多かったので今回も知識をひけらかす系の記事にしました()
今回はアルボマジナータの子株への斑の受け継がれ方について書いていきます。
さっそくだけど先月子株をむしったアルボマジナータ。
真っ白な子株が発生した。


画像をよく見るとアルボマージナータの白い部分からのみ子株が発生してるのが分かる。
普通のイオナンタは子株の発生した場所に関わらず親と同じ姿をしたクローンが生まれてくる。
しかしアルボマージナータは子株の生まれる場所によって子株の斑の入り方が違ってくる。
イメージだとこんな感じ↓↓

3分くらいで作った図なので分かりにくいかもしれない…すまん
という事でアルボマージナータの子株は発生する場所によって斑の入り方が違うことが分かった(強引)
実際には5パターン
- 普通のイオナンタ
- 真っ白のイオナンタ
- アルボマージナータ
- メディオピクタ
- ハーフムーン
それぞれどういう状況で発生するのかまとめてみた。
アルボマージナータの子株パターン
パターン①
緑の部分からのみ子株が発生するパターン。子株は完全に緑色の「ただのイオナンタ」になる。何度も子株を捥いだりして子株の勢いがない場合に発生しやすい。これはこれでレア。
パターン②
白い部分からのみ子株が発生するパターン。「真っ白なイオナンタ」になる。パターン1と同じく子株の勢いがない場合に発生しやすい。 葉緑体を持たないので単体では育たない。今回うちで発生したのはこのパターン

パターン③
アルボマージナータの性質がそのまま受け継がれるパターン。親株が元気で子株に勢いがあるため緑の部分で発生した子株が周りの白い部分も巻き込んでキメラ化する。一番発生確率が高く最初に出る子株はほぼこのパターン。
パターン④
緑の部分と白い部分の境目から子株が発生するパターン。子株は半分緑で半分白いハーフムーンタイプになる。
パターン⑤
アルボマージナータとは逆で白い部分から出た子株が周りの緑の組織を巻き込んでキメラ化するパターン。子株はメディオピクタになる。

こんな感じでアルボマージナータの子株は上で説明した5パターンのどれかになる。
それぞれの作り方は
①のパターンはとにかく子株を毟ること。親株の体力が尽きかけてる頃に発生しやすい。 またハーフムーンパターンの緑の側を上にしておけば出てくる。 (オーキシンの働きで子株は太陽光が当たる側から出てきやすい)
②のパターンも①と同じく子株を毟りまくれば出てきやすい。またハーフムーンパターンの白い側を上にしておけば出てくる。
③のパターンは何もしなくても出てくる。子株のほとんどがこのパターン。
④はアルボからたまに出てくるらしいがうちでは発生したことがないので不明。
⑤のぱたーんは1つ目の子株を捥いだ後捥いだ場所の真横から子株を発生した場合になりやすい1つ目を捥いだ後捥いだ側を上にして放置すればいい。
こんな感じでアルボ派生形は発生しやすい条件みたいなのがあったりする。
1株で5度おいしい?イオナンタなので皆さんもぜひ!